山口県よりiPhone6 電源不良修理をご依頼頂きました。

車での充電中にシガーアダプターが壊れたようでiPhoneの電源が入らなくなってしまったとお問合せを頂きました。
お住まいの山口県の修理店で一度、見てもらったそうですが部品の交換では直らず基板が壊れているので修理できないと言われたとの事でした。

状況から過電流がiPhone本体のメイン基板まで流れICチップがショートした可能性が高い事をお伝えし、遠方のお客様ですので郵送にて修理を承りました。

当店に修理端末をお送り頂きましたので到着後、状況を確認します。
まず充電ケーブルを接続しても全く反応がなくパソコンに接続しても全く無反応です。

本体を分解しバッテリー、充電ケーブルの差込口のパーツを新しい物に交換してみるとリンゴマークが表示されましたが正常に起動することなくリンゴマークだけが表示される、しばらくリンゴループを繰り返し起動することもありましたが充電の反応もなく10秒ほどするとまたリンゴマークに戻る、画面が真っ赤になるレッドスクリーンになるなど部品交換では直らない状態でした。

基板の診断を行った結果、やはりICチップがショートしておりましたので新しいICと交換していきます。
IC自体非常に小さいですが実装面の半田面はさらに小さく非常に難易度の高い修理となります。
ショートしたICチップを取り外し新しいICチップと交換します。
修理自体は40分ほどで終了しました。

取り付けが完了しましたので一旦仮組みの状態で起動するか確認します。
無事に充電マークが表示され、しばらくすると正常に立ち上がり起動しました。
充電も問題なく出来、100％まで確認出来ましたのでその他の動作確認を行い無事データもそのままで修理完了です。

他店に修理に出したが基板が壊れていて修理が出来ないと断られたなどお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
遠方の方は郵送でも修理受付しております。
修理不可と診断されたiPhoneでも当店の高い修理技術で多数復旧してきた実績がございますのでお任せください。

今回交換しているICチップが損傷する原因として多いのが純正品＆Appleの認証を受けている充電ケーブル以外の安く販売されている充電ケーブルを使用しての充電や車での充電となっております。
こちらのICがダメージを受けてしまうとバッテリーの減りが異常に早くなる、充電が一切反応しなくなる、反応しても「このアクセサリーは使用できません」と表示される、純正のケーブルでも充電出来るもの出来ないものなどが出てくる、電源が全く入らなくなるなど様々な症状が発生しますので十分お気をつけください。

iPhone6 電源不良→基板修理 ICチップ交換　￥12,800

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iPhone/iPad修理・カスタム専門店『SPICE』
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